笑み零れる
えみこぼれる
動詞
標準
文例 · 用例
夕暮が迫るにつれてだんだんとお客が集まって来たが、その一人一人にイヴァン・ペトローヴィチは例の笑みこぼれるような眼を向けて、こう挨拶するのであった。
— JONYCH 『イオーヌィチ』 青空文庫
ホホホホ、ねえ二郎さん」 白珠に紛う金蓮の歯が笑みこぼれる。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
お冷えにおなり遊ばすといけませぬ」 侍女たちが、声をそろえて、ややしばらくの恍惚を醒ますと、御方は振り顧ってニッコリ笑みこぼれる。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
」「はい、代が変っておりますよ」 と、かみさんの綺麗なおはぐろ歯が笑みこぼれる。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫