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夏めく

なつめく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to become summerly
文例 · 用例
・自動車まつしぐらに炎天・木かげは涼しい風がある旅人どうし 若葉の中からアンテナも夏めく・それはそれとして草のしげりやうは   湯田温泉 夏山のかさなれば温泉のわくところ・おもひでの葉ざくらのせゝらぐ・さびしがりやとしてブトにくはれてゐます 七月十一日 曇、混沌として。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
……曇れば波立つ行く春の海の憂欝島をばらまいて海は夏めくいちにち日向でひとりの仕事 柊屋(澄太居)よい眼ざめの雀のおしやべり風は初夏の、さつさうとしてあるけむくむく盛りあがる若葉匂ふなり初夏の風のひかりて渦潮の 自嘲六十にして落ちつけないこゝろ海をわたる五月廿九日 晴。
種田山頭火 松山日記 青空文庫
今朝は暑し、夏めく
昭和三十三年 古川ロッパ昭和日記 青空文庫
帰ってよい」 まだ不忍池の蓮見には少し早いが、夏めくと、山内から池畔へかけて、何となく、そぞろ歩きの男女が多い。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
そこの草穂のかげに小さな小さなつめくさの花が、青白くさびしそうにぽっと咲いていました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
そこにほんの小さなつめくさのあかりが一つまたともっていました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
作例 · 標準
五月になり、日差しが強くなり、景色もすっかり夏めいてきた。
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潮風が肌を撫でると、心が夏めいてくるのを感じる。
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新緑がまぶしく、街全体が夏めいているようだ。
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夏めく(なつめく) — 幻辞.com