重箱の隅
じゅうばこのすみ
表現名詞
標準
unimportant things
文例 · 用例
重箱の隅をつつくだけが生きがいの瑣末主義者どもに、「そんなことは人間の仕事じゃないぜ」と啖呵を切ってやりたかった。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
日本語を組む上でのさまざまな細かな注文に答えられるよう備え、重箱の隅を突いては文句を垂れたがる因業親父を蹴散らすのだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
更にその内容を検すると、馬琴が日常の極めて些細な問題にまで、いちいち重箱の隅をホジクルような小理窟を列べてこだわる気難かし屋であるに驚く。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
――尤も今日の樣に、哲學者となるべきもの等が科學に降服して、あツちの實驗室、こツちの講堂で、重箱の隅をほじくり合つて居るのは、斷然取らないのである。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
何より彼より、一番大まかで、寛容でなければならない筈の主人が、重箱の隅ほじりなので、事実以上に種々思って居た事が無いでもあるまいと正直なところ思う。
— 宮本百合子 『二十三番地』 青空文庫
書なども筆法的に行届き過ぎて、腕の人としては全く立派な技術家でしたが、結果的には重箱の隅をほじくるように女性的でありまして、どうでもよいことに行届き過ぎます。
— ――美の認識について―― 『習書要訣』 青空文庫
植林をすることは、よいことにきまっているのだから、何もそうやかましく、重箱の隅をほじくるようなことはいう必要がないではないか。
— 中谷宇吉郎 『亡び行く国土』 青空文庫
今は楊枝の先で重箱の隅をつついたような細かいことを議論しているべき時ではない。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
作例 · 標準
部長はいつも重箱の隅ばかり気にして、プロジェクトの本質的な問題を見逃している。
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そんな重箱の隅を突っつくような指摘をされても、修正には膨大な時間がかかるだけだ。
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完璧主義者の彼は、重箱の隅までチェックしないと気が済まない性格のようだ。
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