海老錠
えびじょう
名詞
標準
lock with a curved shape resembling a shrimp (used for gate bolts)
文例 · 用例
で、袂から小さな鍵を出して、格子戸へかけてある海老錠を開けて、傍へ置いてあつた箒や塵取を持つて中へ這入つたが、病人に出られないやうにと好く後を締め、それからはたきで格子戸から鴨居へかけてはたきはじめた。
— 田中貢太郎 『黒い蝶』 青空文庫
海老錠のおりた本殿の扉が向ふの方に見えて、薄暗い中から八寸ぐらゐの鏡が外面の光線を反射してゐた。
— 上司小劍 『東光院』 青空文庫
」 村役人は玄関口で小さな海老錠をガチャガチャ鳴らして納屋の戸を開けた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
」 路次の奥に、駄菓子屋の裏口と思われる辺に、一枚の開扉があって、外から海老錠がかかっていた。
— 豊島与志雄 『反抗』 青空文庫
それは(スクルージは精密にそれを観察して見た)、弗箱や、鍵や、海老錠や、台帳や、証券や、鋼鉄で細工をした重い財嚢やで出来ていた。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
一日に四十里歩くとか、毛抜で海老錠をはずすとか不思議な芸を持ったやつばかり。
— 遠島船 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
ひとつ殊勝らしく持ちかけて、こっちの思いなりにさせてやろう」 急に坐りなおして、殊勝らしく首を垂れているところへ、海老錠をはずし、ドンと潜り格子をついて入って来たのが、お待ちかねの藤波友衛。
— 菊香水 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
外への通路と言つては、北側の横手に小さい木戸が一つ切つてありますが、幾年も幾月も開けなかつたらしく、海老錠がすつかり錆ついて、お勢が持つて來てくれた鍵を差し込んでも廻らうともしません。
— 閉された庭 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
古民家の門には、趣のある海老錠がかけられていた。
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海老錠は、その名の通り、海老のように湾曲した特徴的な形をしている。
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職人が手作りした海老錠は、防犯だけでなく装飾品としても美しい。
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標準
padlock
作例 · 標準
自転車の盗難防止のため、頑丈な海老錠をかけた。
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物置の扉には、二重に海老錠が取り付けられていた。
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旅行先で買ったスーツケースには、小さな海老錠が付属していた。
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