善の研究
ぜんのけんきゅう
名詞
標準
A Study of Good (1911 philosophical treatise by Kitarō Nishida)
文例 · 用例
この書を特に「善の研究」と名づけた訳は、哲学的研究がその前半を占め居るにも拘らず、人生の問題が中心であり、終結であると考えた故である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
久しく迷っていた私にその決心をさせたのは西田幾多郎先生の『善の研究』であった。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
高等学校時代に最も深い影響を受けたのは、先生の『善の研究』であり、この書物がまだ何をやろうかと迷っていた私に哲学をやることを決心させたのである。
— 三木清 『わが青春』 青空文庫
私が哲學に引き入れられたのは西田幾多郎先生の『善の研究』によつてであつた。
— 三木清 『哲學はどう學んでゆくか』 青空文庫
私がその決心をしたのは、先生の『善の研究』を繙いて以来のことである。
— 三木清 『西田先生のことども』 青空文庫
『善の研究』は私の生涯の出発点となった。
— 三木清 『西田先生のことども』 青空文庫
もちろん、『善の研究』このかた最近の論文に至るまで、先生の哲学には発展があり、その発展に注目することは大切である。
— 三木清 『西田先生のことども』 青空文庫
私が最も愛読した書物は西田先生の『善の研究』であったが、私はそこにおいてかつて感じたことのない全人格的な満足を見出すことができて踊躍歓喜した。
— 三木清 『語られざる哲学』 青空文庫
作例 · 標準
大学の一般教養の講義で西田幾多郎の『善の研究』を読み、主客未分という概念に強い衝撃を受けた。
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『善の研究』は日本の近代哲学における不朽の名著であり、刊行から100年以上経った今も読み継がれている。
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彼は悩んだときには必ず『善の研究』を開き、自分にとっての本当の「善」とは何かを自問自答している。
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