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緑水

りょくすい
名詞
1
標準
文例 · 用例
「青山愛執の色に塗られ、」「緑水、非怨の糸を永く曳く」などという古人の詩を見ても人間現象の姿を、むしろ現象界で確捕出来ず所詮、自然悠久の姿に於て見ようとする激しい意慾の果の作略を証拠立てている。
岡本かの子 河明り 青空文庫
ただ南谿が記したる姉妹のこの木像のみ、外ヶ浜の沙漠の中にも緑水のあたり、花菖蒲、色のしたたるを覚ゆる事、巴、山吹のそれにも優れり。
泉鏡花 一景話題 青空文庫
たゞ南谿が記したる姉妹の此の木像のみ、外ヶ|浜の砂漠の中にも緑水のあたり花菖蒲、色のしたゝるを覚ゆる事、巴、山吹の其にも優れり。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
会スヤ 明月清風 自己ノ三昧青山緑水 打成一片モト自カラ地獄ナシアニ又 天堂アランヤモシ未ダ会セズンバ山僧ガ提携シ去ルヲ看ヨ…… 洪天さんの右肩が、ぐいとあがる。
神西清 地獄 青空文庫
と、そののちたまたまひもといた雑誌「演芸世界」の明治三十六年六月下旬号に「大悪人の広告」と題する小出緑水氏の一文があって、全文ことごとく栄次のことで埋められていた。
正岡容 艶色落語講談鑑賞 青空文庫
他日、そのふたりが訪ねて参ったときは、諸事わたくし同様に、ご相談あっても、たしかな人物ですから、どうかご記憶にとめておいて下さい」「青山老イズ緑水長ク存ス。
望蜀の巻 三国志 青空文庫