こびり付く
こびりつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to stick to
文例 · 用例
こびり付くのは愚の話だ。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
お茂與の死顏にこびり付く表情が、雄辯にそれを語つて居るのでした。
— 遺書の罪 『錢形平次捕物控』 青空文庫
口の中は少しも變つてゐない」 仙太は平次の顏にこびり付く難しい疑ひを解くやうにかう言ふのです。
— お由良の罪 『錢形平次捕物控』 青空文庫
お茂与の死顔にこびり付く表情が、雄弁にそれを語っているのでした。
— 遺書の罪 『銭形平次捕物控』 青空文庫
口の中は少しも変っていない」 仙太は平次の顔にこびり付く難しい疑いを解くようにこう言うのです。
— お由良の罪 『銭形平次捕物控』 青空文庫
わたしに稚気もあって、女房持ちになってから兎角家にこびりつく、つまり野暮だと言われ度くないために仲間の交際いは出来るだけ勤めたい。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
母親も睡っているのか何の音もしなければ、老婆が平生の癖の痰が咽喉にこびりつくような咳も聞えない。
— 田中貢太郎 『狐の手帳』 青空文庫
……柱かけの花活にしをらしく咲いた姫百合は、羽の生えた蛆が来て、こびりつく毎に、懈ゆげにも、あはれ、花片ををのゝかして、毛一筋動かす風もないのに、弱々と頭を掉つた。
— 泉鏡花 『蠅を憎む記』 青空文庫
作例 · 標準
鍋の底に焦げ付きがこびり付いて、なかなか取れない。
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子供の頃の記憶が、心にこびり付いて離れない。
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泥が靴にこびり付いて、歩くたびに重く感じた。
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