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取り次ぐ

とりつぐ
動詞-五段-ガ行動詞-他動詞
1
標準
to pass on (a message, thoughts, etc.)
文例 · 用例
最初の火花に相当する流言の「源」がなければ、流言蜚語は成立しない事は勿論であるが、もしもそれを次へ次へと受け次ぎ取り次ぐべき媒質が存在しなければ「伝播」は起らない。
寺田寅彦 流言蜚語 青空文庫
心の汚れているお前のような者に祈祷は無用であると、式部は行者の口上を取り次ぐようにして断わった。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
女房の宣旨が応接に出て取り次ぐ言葉を待っていた。
朝顔 源氏物語 青空文庫
そしていつものとおり一種の粘り強さをもって葉子の言伝てを取り次ぐ岡に対して、激しい言葉でその理不尽な狂気じみた葉子の出来心をののしったに違いない。
有島武郎 或る女 青空文庫
判事は女中の取り次ぐのも待たずに席を立って教授にちょっとことわって室を出てゆき、玄関で何やら低声で話していたが、すぐに引き返してきて語りつづけた。
平林初之輔 予審調書 青空文庫
私は貴女がたの不要品をいただいていって、それを金にかえて、困っている者に取り次ぐだけです。
平林初之輔 探偵戯曲 仮面の男 青空文庫
ぶつぶつと言い通しだった伝六が、真に意外なる来訪者を取り次ぐことになりました。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
」 お庄は時々、こんな電話を向島の方の妾宅から受け取って、それを奥へ取り次ぐことがあった。
徳田秋声 足迹 青空文庫
作例 · 標準
受付の担当者が、お客様から預かった伝言を速やかに営業担当へ取り次いだ
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「少々お待ちください、ただいま担当の者に電話を取り次ぎます」と丁寧に応対した。
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秘書が社長室に入り、来客からの差し入れを丁重に社長の元へ取り次いだ
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2
標準
to inform (of a visitor, phone call, etc.)
作例 · 標準
ロビーに到着した旨を伝えると、内線で「お客様がお見えです」と奥へ取り次いでくれた。
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アポなしの訪問だったが、受付の人が親切にも担当部署に事情を取り次いでくれた。
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「本日お約束の田中様をご案内いたします」と、係員が会議室まで取り次いでくれた。
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3
標準
to act as an agent (between a manufacturer, wholesaler, etc. and retailers)
作例 · 標準
この問屋は、地方の特産品を都市部の百貨店へ卸すための仲立ちとして取り次いでいる
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海外のブランド商品を国内の小売店に取り次ぐ代理店として、長年の実績を誇っている。
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メーカーと消費者の間に入り、修理の受付や部品の取り寄せをスムーズに取り次ぐ
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