組子
くみこ
名詞
標準
member (of a group led by a kumigashira)
文例 · 用例
踊の組子なら影の垣に引っ込されてスターにだけ浴せかけられる取って置きの金色照明を浴びたようで何だか恥かしい――わたしは威張って見えやしないだろうか。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
しかし、部屋の遠くのすみずみや、あるいは組子細工の円天井の奥の方は、どんなに眼を見張っても視力がとどかなかった。
— THE FALL OF HOUSE OF USHER 『アッシャー家の崩壊』 青空文庫
一枚の紙のみ張ってある組子の無い障子はこの間まで春風を心地よく受けてふわりふわりとしていた。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
二 秋葉の小平を捕頭にした、三十八人の組子に、町の彌次馬を加へてざつと六七十人の一隊は、錢形平次の家を中心に、神田明神下の町家を、虱潰しに家搜しを始めたのです。
— 頬の疵 『錢形平次捕物控』 青空文庫
来るにしても、あの顎の長んがい野郎を始め、血のめぐりの悪い子分や、組子を二、三十人はつれて来るだろう。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
お蔵屋敷 翌る六月一日、八丁堀組屋敷は早暁から門外を堅め、与力同心組子の数を尽して、真に鉄桶の人垣を作りました。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
捕物頭は與力笹野新三郎、これは名目だけで、實權は錢形平次が握つたも同樣、それに淺草下谷から狩り集めた組子がざつと三十人。
— 母娘巡禮 『錢形平次捕物控』 青空文庫
三十人の組子は、適當な間隔を置いて、八方から根岸に入りました。
— 母娘巡禮 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
組頭の号令に従い、組子たちが一丸となって山車を引き回す。
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新入りの組子は、まずは道具の手入れから徹底的に仕込まれた。
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村の祭りを支える組子たちの連携は、長年の経験に裏打ちされている。
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標準
muntin
作例 · 標準
職人の手によって緻密に組まれた組子の障子が、和室を美しく彩る。
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釘を一切使わずに木を組み上げる組子細工は、日本の伝統技術の粋だ。
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欄間に施された組子の幾何学模様が、光を受けて幻想的な影を作る。
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