胴巻き
どうまき
名詞
標準
bellyband
文例 · 用例
運動会の終了後は、賞と書いた胴巻きのある酒瓶を中心に、各区の集会所で一同持ち寄りの懇親会が開かれた。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
一枚々々皺をのばして、胴巻きにしまっているものを、見す/\あっという間の快楽のために失ってなるものか。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
」 伝平はそう言いながら、胴巻きの中から蟇口を取り出して、母親の前へぽんと投げ出した。
— 佐左木俊郎 『馬』 青空文庫
煤けた塗り箪笥や長火鉢や膳椀のようなものまで金に替えて、それをそっくり父親が縫立ての胴巻きにしまい込んだ。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
いよいよその日も近づいて、継母のおまんは半蔵のために青地の錦の守り袋を縫い、妻のお民は晒木綿の胴巻きなぞを縫ったが、それを見る半蔵の胸にはなんとなく前途の思いがおごそかに迫って来た。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
大岡様のお眼がねに添うあっしだ、ちゃんとこのとおり、出羽様のお下げ金といっしょに胴巻きへ包んで――」と言うと、そこへ供の新助が口をはさんで、「アアそうだ!
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
刀をおいた彼は、無器用な手つきで、ふところをさぐって、はだの脂を吸って黒く光っている、胴巻きをとり出した。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
とにかく一応自分のほうを数えてみようと、里好が眠っているのを幸い、小窓に寄って女は胴巻きを抜き出した。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
作例 · 標準
冷え性なので、冬は必ず胴巻きをして寝る。
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相撲の力士は、まわしの上に胴巻きを締める。
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彼は腹痛を和らげるために、お腹に胴巻きを巻いた。
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