重愛
じゅうあい
名詞
標準
endearment
文例 · 用例
御帰りになりますれば、日頃|御重愛の品、御手ならしの品とて、しばらく御もてあそび無かった後ゆえ、直にも御心のそれへ行くは必定、其時其御秘蔵が見えぬとあっては、御方様の御申訳の無いはもとより、ひいては何の様なことが起ろうも知れませぬ。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
『あいびき』に由てツルゲーネフの偉大と二葉亭の訳筆の価値とを確認した読者は崑山の明珠を迎うる如くに珍重愛惜し、細さに一字一句を翫味研究して盛んに嘖々した。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
子女の間に軽重なしソレから又私に九人の子供があるが、その九人の中に軽重愛憎と云うことは真実|一寸ともない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
当時の人は鉛筆を木筆と称してその一本をも貴重愛惜した。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
私は単行本には引き受けられても文庫には引き受けぬといって拒絶するほど、文庫を尊重愛護するのである。
— 岩波茂雄 『岩波文庫論』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から祖父母の重愛を受けて育ち、とても優しい性格になった。
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王は愛妃に重愛を注ぎ、彼女のために国中から珍しい宝石を集めさせた。
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愛犬への重愛が高じて、彼は犬専用の部屋を作るほどのリフォームを敢行した。
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