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来赤

らいあか
名詞
1
標準
文例 · 用例
此様子ではわる者は山嵐ぢやあるまい、赤シヤツの方が曲つてるんで、好加減な邪推を実しやかに、しかも遠廻しに、おれの頭の中へ浸み込ましたのではあるまいかと迷つてる矢先へ、野芹川の土手で、マドンナを連れて散歩なんかして居る姿を見たから、それ以来赤シヤツは曲者だと極めて仕舞つた。
夏目金之助 坊っちやん 青空文庫
この様子ではわる者は山嵐じゃあるまい、赤シャツの方が曲ってるんで、好加減な邪推を実しやかに、しかも遠廻しに、おれの頭の中へ浸み込ましたのではあるまいかと迷ってる矢先へ、野芹川の土手で、マドンナを連れて散歩なんかしている姿を見たから、それ以来赤シャツは曲者だと極めてしまった。
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
一九三〇年以来赤をやっつけることは一般の事になっているが、それはほんの一部のものにすぎないようだけれど、進歩的な分子をオミットすることであの戦争だってみちびき出されて来た。
宮本百合子 東宝争議について 青空文庫
敵味方の区別は、本来赤十字にはないのである。
永井隆 長崎の鐘 青空文庫
入口から直ぐの部屋には昨夜来赤彦君の枕頭をまもつた人々の一部が疲れて眠つてゐる。
斎藤茂吉 島木赤彦臨終記 青空文庫
そして読過のすえに眼前に光景の鮮かに浮んで来る特徴は赤人一流のもので、古来赤人を以て叙景歌人の最大なものと称したのも偶然ではないのである。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
」「我輩のは元来赤石君が或店で発見して来て我輩に相談をかけたのだ。
佐々木邦 ガラマサどん 青空文庫
事件以来赤井さんの挙動はどれもこれも疑わしいことばかりだ。
江戸川乱歩 何者 青空文庫