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夕化粧

ゆうげしょう異読 ユウゲショウ
名詞
1
標準
evening makeup
文例 · 用例
娘が夕化粧の結綿で駆出して、是非、と云って腰を掛さして、そこは商売物です。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
三 黄昏に、御泊を待つ宿引女の、廂はずれの床几に掛けて、島田、円髷、銀杏返、撫つけ髪の夕化粧、姿を斜に腰を掛けて、浅葱に、白に、紅に、ちらちら手絡の色に通う、団扇の絵を動かす状、もの言う声も媚かしく傾城町の風情がある。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
ルーブル博物館を中心に肩を高低させている向う岸の建物の影は立昇る河霧にうっすり淡色の夕化粧を見せて空に美しい輪廓を際立たしている女の横顔のようだ。
岡本かの子 巴里祭 青空文庫
……以来、打続いた風ッ吹きで、銀杏の梢も大童に乱れて蓬々しかった、その今夜は、霞に夕化粧で薄あかりにすらりと立つ。
泉鏡花 菎蒻本 青空文庫
京女の生地の白い肌へ夕化粧を念入りに施したのが文字通り水もしたたるような美しさです。
岡本かの子 茶屋知らず物語 青空文庫
(奧より綾衣、行水をつかひて夕化粧美しく、衣服も着かへて出で、嬉しげに外記のそばに坐る。
岡本綺堂 箕輪の心中 青空文庫
綾衣  たとひどのやうに戀ひこがれても、生きて添はれる身ではなし、先月廓をぬけ出してからは、いつ何時でも死ぬ覺悟で、毎日行水に身を淨め、夕化粧の身だしなみを缺かしたことはござんせぬ。
岡本綺堂 箕輪の心中 青空文庫
お庄も叔父が見立ててくれた新しい浴衣などを着せられて、夕化粧をして、叔母と一緒に鉄砲洲の稲荷の縁日などへ出かけた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
作例 · 標準
彼女は特別な日のために、時間をかけて念入りに夕化粧を施した。
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派手な夕化粧よりも、ナチュラルなメイクの方が彼女には似合う。
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結婚式の二次会へ向かうため、急いで夕化粧を直した。
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2
標準
rose evening primrose (Oenothera rosea)
作例 · 標準
庭に咲く夕化粧の花が、夕闇に淡いピンク色を添えている。
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夕化粧は、夕方に花を開き、朝にはしぼんでしまう一日花だ。
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子供の頃、夕化粧の種を摘んで遊んだ記憶がある。
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