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別殿

べつでん
名詞
1
標準
palace annex
文例 · 用例
この廟はまた別殿に地獄の諸相を現はした彫像があるので名高い。
附 満蒙の歌 満蒙遊記 青空文庫
被称別殿候事者、大治二年候。
折口信夫 春日若宮御祭の研究 青空文庫
昔の事を例に言つてゐるが、例といふものは實際變つてゐるものである、例へば即位式は大極殿で執り行ふといふのが例だといふ事になつて居るが、大極殿がなくなると仕方なしに別殿で行ふ、別殿もなくなると又何か其時々に相應した處で行はなければならぬ。
内藤湖南 應仁の亂に就て 青空文庫
桜や松や梧桐や梅や、そういう植え込みの間々に、泉水、土橋、築山、亭、別殿などがしつらえてあり、ほそぼそと灯された石燈籠の燈に、盛りの萩の白い花が、波頭のようにおぼめいて見え、いかにも高雅につくられてある後苑――そこを頼春はさまよって行った。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
館の廻廊を別殿の方へ、大仏陸奥守は歩いていた。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
(戦陣にての楽しみといえば一に高名、二に掠奪、三に敵方の女を捕えることさ) 別殿の建物が廻廊の外れに、植え込みにかこまれて見えて来た。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
あるかなしかにともされた灯で、別殿の奥の寝室は、淡い桃色にほのめいてい、引き廻されている銀屏風や、その中に豊かに華美に艶かしく、敷き設けてある夜の衾や、脇床に焚きすてて置いてある、香炉などを朧ろに見せていた。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
そういう浮藻を小脇に抱えた、範覚の姿が風のような早さで、別殿から庭へ躍り出したのは、それから間もなくのことであった。
国枝史郎 あさひの鎧 青空文庫
作例 · 標準
国賓を招いての晩餐会は、本殿ではなく豪華な別殿で行われた。
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城の敷地内には、王族のプライベートな時間を過ごすための別殿が建てられている。
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歴史的な価値のある別殿は、年に数回だけ一般公開される。
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