泣々
泣々
名詞
標準
文例 · 用例
」「ええ、呼べなくッて、」と泣々いいながら、立とうとするのを、婆がむずと掴まえた。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
うまい酒だつた、枯木までよう燃える、感泣々々。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
夕ぐれ、ぢつとしてゐると、裏戸があいた、樹明君だ、電球を持つてきてくれた、そしてバツト、そして五十銭玉一つ、さつそく酒を買うてくる、……感泣々々。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
(略)お熊は泣々箕輪の無縁寺に葬むり、小万はお梅を遣ッては、七日七日の香華を手向けさせた。
— 永井荷風 『里の今昔』 青空文庫
(略)お熊は泣々箕輪の無縁寺に葬むり、小万はお梅を遣ツては、七日/\の香華を手向けさせた。
— 永井荷風 『里の今昔』 青空文庫