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晒し木綿

さらしもめん
名詞
1
標準
bleached cotton cloth
文例 · 用例
やや風が吹き出して、河の天地は晒し木綿の滝津瀬のように、白瀾濁化し、ときどき硝子障子の一所へ向けて吹雪の塊りを投げつける。
岡本かの子 河明り 青空文庫
母は奥から、新しい晒し木綿を持って来て、再度生老人に渡した。
佐左木俊郎 再度生老人 青空文庫
「甲野さん、わしはな、久しく褌をしめたことがないから、晒し木綿を六尺買わせて下さい。
芥川龍之介 玄鶴山房 青空文庫
」 晒し木綿を手に入れることはわざわざ近所の呉服屋へお松を買いにやるまでもなかった。
芥川龍之介 玄鶴山房 青空文庫
白い晒し木綿に包まれた短刀の刃先が魚の腹のように光っていた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
顔へは白い晒し木綿をかけた。
夏目漱石 彼岸過迄 青空文庫
…… やがて、新モスの小ぎれ、ネル、晒し木綿などの包みを抱えて、おせいは帰ってきた。
葛西善蔵 死児を産む 青空文庫
下帯をときな」 江戸っ子がそろっているから、いくら貧乏人でも、腹巻きや下帯は、切りたての晒し木綿のりゅうとしたのを身につけている。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
作例 · 標準
赤ちゃんの肌着には、肌触りの良い晒し木綿が最適だ。
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剣道の面手ぬぐいは、吸水性の良い晒し木綿で作られている。
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昔ながらの晒し木綿は、使うほどに柔らかさが増す。
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