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忍び出る

しのびでる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to sneak out
文例 · 用例
そっと忍び出る小娘のようにおどおどしながら。
岡本かの子 決闘場 青空文庫
が、それにしても右大将家が、何故に女房の姿をして外へ忍び出る必要があろう。
田中貢太郎 頼朝の最後 青空文庫
勘太は焦れて木かげから少しく忍び出ると、女は勘が早かった。
夜叉神堂 半七捕物帳 青空文庫
侍従は無言でうなずいて、姫の手をとって忍び出ると、入口に焚かせてある夜の篝火も強い木枯しに吹き消されたらしく、暗いなかを探るように出てゆく二人の女のうしろ姿を誰も見咎める者はなかった。
岡本綺堂 小坂部姫 青空文庫
煙りは障子の隙間から忍び出ると、※々たる月光の薄霞みの中で々たる月光の薄霞みの中で直ぐに消へた、のを私は硝子戸越しに見た。
牧野信一 痴想 青空文庫
――そのうちに私の頭のなかには、その米屋のやうに重い葛籠を担いだ私が縁家先の裏門から忍び出ると、稍しばらくそれもあの石倉屋のやうに良心の苛責にはゞまれて後ろ髪を曳かれたり前にのめつたりしてゐたが、やがてのことに覚悟を決めると一散に闇の中へ吸ひ込まれてゆく有様があり/\と展開されて来た。
牧野信一 心象風景(続篇) 青空文庫
男の肩から肩を伝つて、女が窓から忍び出るところであつた。
ミツキイのジヨンニイ 山男と男装の美女 青空文庫
それをたよりに足音をぬすんで忍び出ると、犬の声は次第に近づいて、その犬の群れに追われながら、一つの黒い影が忍んで来るらしかった。
菊人形の昔 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
彼女は夜中にこっそり家を忍び出て、友人と遊びに行った。
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監視の目を掻い潜り、捕らえられた囚人は要塞から忍び出た
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静かにドアを開けて、彼は部屋を忍び出ると、階段を降りていった。
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