解せる
げせる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to understand
文例 · 用例
おい、船の胴腹にたかって、かんかんと敲くからかんかんよ、それは解せる、それは解せるがかんかん虫、虫たあ何んだ……出来損なったって人間様は人間様だろう、人面白くも無えけちをつけやがって。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
「解せるじゃアないか、大津が黒田のお玉さんと結婚しただろう、富岡先生少し当が外れたのサ、其処で宜しい此処にもその積があるとお梅|嬢を連れて東京へ行って江藤侯や井下伯を押廻わしてオイ井下、娘を頼む位なことだろうヨ」「そうかしらん?
— 国木田独歩 『富岡先生』 青空文庫
一年も経たない中に、半分位は解せるようになった、それでいけない所は田舎や離島の方言の助けによって読んだ。
— 伊波普猷 『「古琉球」自序』 青空文庫
二年も経たない中に、七、八分通り解せるようになった。
— 伊波普猷 『「古琉球」自序』 青空文庫
又西高辻男爵の藏せらるゝ張楚金の翰苑卷第卅に倭國の條ありて、其中に魏略を引きて「女王之南又有狗奴國」とあり、狗奴國を女王之南とせるは、恐らく魏略の文を誤解せる者ならんも、之によりて後漢書の「自女王國東度海千餘里。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
後世の歌人といえども、誠を詠め、ありのままを写せ、と空論はすれどその作るところのかえっていつわりのたくみを脱するあたわざるは誠、ありのまま、の意義を誤解せるによる。
— 正岡子規 『曙覧の歌』 青空文庫
古の儒者これを読んで、富にして求めうべきものならば賤役といえどもこれをなさん、しかれども富は求めて得べからず、ゆえにわが好むところに従いて古人の道を楽しまんと解せるがごときは、おそらく孔子の真意を得たるものにあらざらん。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
けだし氏は真に貧乏根治の必要を理解せる大政治家の一人として、著者の平生最も尊敬するところ。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
複雑な物理の法則も、先生のわかりやすい例え話を聞けば、子供でも十分に解せる内容だった。
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断片的な情報しかなかったが、前後の文脈をたどることでようやく事件の全容が解せてきた。
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専門用語を排除して説明してくれたおかげで、ようやく契約書の内容が解せるところまで至った。
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