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霊仙

りょうぜん
名詞
1
標準
文例 · 用例
それに相対して霊仙ヶ岳――」 その浪人者が、わざわざ立って指しながら、してくれた一通りの説明によって米友の眼が、またそれぞれの内容を備えてかがやきました。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
それで百七十人の人が訳したのでありますがその中にたった一人日本人がいる、これはわれわれ忘れてはならない人で、奈良の興福寺から留学した霊仙法師、これが弘法大師、伝教大師などと一緒に入唐した、若いのに偉かってシナ学僧の上座に立ちて訳場の首席であった。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
その死ぬる時に五台山停点普通院の壁上に左の手記あるを慈覚大師が発見せられた、「日本国内供奉翻経大徳霊仙元和十五年九月十五日到此蘭若」としてあった。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
大元帥法という仏教の儀式は霊仙の教えた所である。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
霊仙はインドから来た般若三蔵の下に在って心地観経を訳した。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
これはシナの一切経には霊仙三蔵が訳したとは書いてない、その訳した時に自分で写して日本の皇室に奉ったのが石山寺に残っている、それで分ったのです。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
霊仙訳と書いてあるのであります。
高楠順次郎 東洋文化史における仏教の地位 青空文庫
もう余程遅いかも知れんと思って、やおら立ちかけて、平野の向うを見ていると、また僧|霊仙のことが意識をかすめた。
齋藤茂吉 ドナウ源流行 青空文庫