油柑
ゆかん異読 ユカン
名詞
標準
emblic myrobalan (Phyllanthus emblica)
文例 · 用例
さらば我、皿持ちゆかん、鰯の頭を賜びさせ給へ!
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
その位でなければ敵から感状を頂戴する訳にはゆかんな。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
ただ立去りぎわに名残惜しくてや、両手もて輪をつくり、抱くように胸のあたりまで火の上にかざしつ、眼しばだたきてありしが、いざとばかり腰うちのばし、二足三足ゆかんとして立ちかえれり、燃えのこりたる木の端々を掻集めて火に加えつ、勢いよく燃え上がるを見て心地よげにうち笑みぬ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
この乙女を沙漠の真中にのこしゆかんとす。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
そのまなざしは治子に肖てさらに気高く、手に持つ小枝をもて青年を招ぐさまはこなたに舟を寄せてわれと共に恋の泉をくみたまわずや、流れ流れていずこまでゆかんとしたもうぞ、流れの末は波荒き海なるをといえるがごとし。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
馬は狂ひて走りゆかんとするを、高綱は遮りてその轡を取る。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
(おみのは突退けて奧へ駈けゆかんとするを、子之介はあわてゝ遮る。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
(定重は奧へゆかんとする時、奧より佐々木高綱は頭髻を切りたる有髮の僧形。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
作例 · 標準
油柑の実は、薬用として古くから利用されてきた。
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東南アジアでは、油柑の葉や樹皮も薬膳に使われる。
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庭に油柑の木を植えて、自家製の薬を作るのが夢だ。
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