雑興
ざつきょう
名詞
標準
文例 · 用例
「山園雑興」の七律に、「病余只苦此涼秋」の句がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」前の四句は「初寓梅陽」の五律、後の二句は「梅陽雑興六言三首」より取つたのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
席上の詩は「夏日田園雑興」の七絶二首であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
集に「初冬山居」の七絶二、「冬日田園雑興」の七絶一があつて、就中山居の一は題を設けて作つたものとは看做し難い。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「常盤樹」にしろさらに「鼠をあわれむ」「炉辺雑興」「労働雑詠」等に到って、この詩人が、小諸の農村生活の日常に結びつくことで、こんなに自然を観る態度が異って来たかとおどろくばかりのものがある。
— 宮本百合子 『藤村の文学にうつる自然』 青空文庫