虻蜂
あぶはち異読 アブハチ
名詞
標準
horsefly and bee
文例 · 用例
充分な考へなしにうかうかと仔など生ませては却つて虻蜂とらずに終つてしまふ。
— 島木健作 『東旭川村にて』 青空文庫
義雄は全く虻蜂取らずの大失敗者の樣だ。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
まして我々|下根の衆生は、好い加減な野心に煽動されて、柄にもない大作にとりかかつたが最期、虻蜂とらずの歎を招くは、わかり切つた事かも知れず。
— 芥川龍之介 『雑筆』 青空文庫
それでは虻蜂取らずだ。
— 永崎貢 『組合旗を折る』 青空文庫
*22 虻蜂とらず。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
それこそ虻蜂捕らずである。
— 国枝史郎 『加利福尼亜の宝島』 青空文庫
虻蜂とらずだ」 小言を云いながら振って見たが、中には何にも入っていないと見え、コトリとも音はしなかった。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
「あんな塩梅式にお助けし……アッハッハ、何が何が、お助けでも何んでもござらぬが、とにかく虻蜂を追っ払い、こうしてご懇意になってみれば、他人でないような気持ちがいたす。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
作例 · 標準
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