満願
まんがん
名詞
標準
fulfilment of a vow
文例 · 用例
非願非礼はうけ給わずとも、俗にも満願と申す、その夕に露顕した。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
お沢 はい、(間)はい、あの、一七日の満願まで……この願を掛けますものは、唯|一目、……一度でも、人の目に掛りますと、もうそれぎりに、願が叶わぬと申します。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
もう一夜、今夜だけ、また不思議に満願の夜といいますと、人に見られると聞きました。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
――あの、そのね、谷中へ願掛けをした、満願、七日目よ、……一七日なんですもの。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
」 と、浅草寺の月々のお茶湯日を、やがて満願に近く、三年の間一度も欠かさない姪がいった。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
案ずるに三七二十一日の立願の二十日の夜は昨夜に過ぎて今夜しもこの咒咀主が満願の夜にあらざるなきか。
— 泉鏡花 『黒壁』 青空文庫
予は燈影を見し始より、今夜満願に当るべき咒詛主の、驚破や来ると思いしなりき。
— 泉鏡花 『黒壁』 青空文庫
半月ばかり、身にいたはりがあつて、勤を引いて引籠つて居たのが、此の日|修法ほどき、満願の御二方の心祝の座に列するため、久しぶりで髪容を整へたのである。
— 泉鏡花 『妖魔の辻占』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、長年の願いが叶い、ついに満願の日を迎えた。
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この寺院は、満願成就のご利益があると評判だ。
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願掛けしたことが無事に満願成就したことに感謝し、お礼参りに来た。
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