お話中
おはなしちゅう
名詞-の形容詞
標準
busy (phone)
文例 · 用例
嘉吉とかを聞くにつけても、よく気が違わずに済んだ事、とお話中に悚気としたよ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
勇を鼓して出掛けた日が、先生は、来客があって、お話中。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
「お話中で、おそれいりますが――」 彼女の声だ。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
「お話中でございますが、司令官閣下、只今、T三号の受信機に至急呼出信号を感じました。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
今も申上げようかと思ひあんしたども、お話中に容喙するのも悪いと思つて、黙つてあんしたが、先刻その、号鐘が鳴つて今始業式が始まるといふ時、お出しになりあんしてなす。
— 石川啄木 『足跡』 青空文庫
今も申上げようかと思ひあんしたども、お話中に容喙するのも惡いと思つて、默つてあんしたが、先刻その、號鐘が鳴つて今始業式が始まるといふ時、お出しになりあんしてなす。
— 石川啄木 『足跡』 青空文庫
一寸お話中に電話が切れた恰好でござりますが、致方がござりません。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
「ああ、お話中しつれいですが、じつは二十年じゃなく、あなたが冷凍されてから三十年たっているのですよ。
— 海野十三 『三十年後の東京』 青空文庫
作例 · 標準
嘉吉とかを聞くにつけても、よく気が違わずに済んだ事、とお話中に悚気としたよ。