煤掃き
すすはき
名詞
標準
sweeping the soot from one's house (to welcome the kami of the New Year)
文例 · 用例
煤掃きも済み餅搗きも終えて、家の中も庭のまわりも広々と綺麗になったのが、気も浮立つ程嬉しかった。
— 伊藤左千夫 『守の家』 青空文庫
まだ生徒たちは帰りきらないで、廊下で取組合いをするものもあるし、玄関に五六人ずつかたまって、教師といっしょに帰ろうと待ちながら、大声でわめいているものもあるし、煤掃きのような音を立てて、教室の椅子卓を片づけているものもあった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
その年の師走の十四日、おせきの家で煤掃きをしていると、神明前の親類の店から小僧が駈けて来て、おばあさんが急病で倒れたと報せた。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
誰かがすぐに見舞に駈け付けなければならないのであるが、あいにく今日は煤掃きの最中で父も母も手が離されないので、とりあえずおせきを出してやることにした。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
行くさきは大野屋という店で、ここも今日は煤掃きである。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
」 おせきも安心したが、折角ここまで来た以上、すぐに帰ってしまうわけにもいかないので、病人の枕もとで看病の手伝いなどをしているうちに、師走のみじかい日はいつしか暮れてしまって、大野屋の店の煤掃きも片付いた。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
これも笑いながら表へ出ると、煤掃きを済ませて今夜は早く大戸をおろしている店もあった。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
まざあ・ぐうすのお婆さん、天の煤掃き、それ、頼む。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
作例 · 標準
12月13日、江戸の町では一斉に煤掃きが行われたという。
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煤掃きは単なる掃除ではなく、年神様を迎えるための神聖な儀式だ。
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神社で煤掃きの奉仕活動に参加し、すがすがしい気持ちになった。
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