優良児
ゆうりょうじ
名詞
標準
superior child
文例 · 用例
加奈子は裸の赤ん坊の温気で重量器の磨き上げた真鍮の鎖が曇るストックホルムの優良児の奨励共進会を思い出した。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
だけど子供は不思議にぐんぐん大きくなり、近所のひとからは村井さんのとこの優良児さんと云ふやうなあだ名がついたりしてきた。
— 林芙美子 『幸福の彼方』 青空文庫
……温柔しい、無口な優良児であった太郎は、俺が教えてやるまにまに、彼独特の数理的な天才をスクスクと伸ばして行った。
— 夢野久作 『木魂』 青空文庫
出来るだけ良家の子女の内から優良児を選ぼうと考える。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
全受験者即ち全入学者の内に優良児と中以下の子供との間の大きな開きがある以上、或る学校には比較的優良な子供だけが入学するという可能性が、段々著しくなるというのが、ブルジョア自由社会の例の自然法則だったのである。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
この健康優良児のようなよく張ったまるい尻を、思うさま蹴とばし、階段からころげおちさせたら、どんなにいい気分だろう。
— 山川方夫 『演技の果て』 青空文庫
極秘だというし、こっちはそんな窮屈な役はまっぴらだから、まだ誰にも云ってはないし、なるべくそんなことにならないように――つまり優良児童だと誤解されないように――つとめているのだが、一方ではどうしても対抗する気持が出る。
— 山本周五郎 『桑の木物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼はクラスの優良児で、いつも先生の言うことをよく聞いた。
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優良児として育てるために、親は教育に熱心だった。
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昔は優良児の定義が今とは違っていたかもしれない。
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