迎年
げいねん
名詞
標準
文例 · 用例
その外に迎年の支度としては、小殿原を熬つて、※染を重詰にする位なものであつた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
賑やかな通りへ来た時、迎年の支度に忙しい外界は驚異に近い新らしさを以て急に彼の眼を刺撃した。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
そのほかに迎年の支度としては、小殿原を熬って、煮染を重詰にするくらいなものであった。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
男女俳優にポーズさせた「新家庭の迎年のお支度」等々が化粧品、銀行、薬品、印刷会社などの広告の間に無慮七十頁を占めている。
— 宮本百合子 『婦人雑誌の問題』 青空文庫
どの娘、細君にとっても正月になれば裾模様の晴着をつくり、「新家庭の迎年のお支度」をするなどということは、絶対に実現不可能である。
— 宮本百合子 『婦人雑誌の問題』 青空文庫
八七、南洋の迎年 明治四十五年一月一日(元旦)、晴れ。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫