寄る年波
よるとしなみ
表現
標準
one's increasing age
文例 · 用例
どの人も筆を揃えて、江戸歌舞伎式の俳優の最後の一人であると伝えているが晩年の源之助は寄る年波と共に不遇の位地に置かれて、その本領をあまりに発揮していなかった。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
しかし寄る年波とセント・ビタス・ダンスをする習慣があったためすっかりからだを悪くしたので、だんだんお客をなくして淋れてしまった。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
妾ことも最早寄る年波にて御許さまに代りて家事万端のきりもりをするのにいたく難渋いたし居り候。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
それは寄る年波のせいだったのです。
— TO, CHEVO NE BYLO 『夢がたり』 青空文庫
昔日の激しい勞働を寄る年波と共に今は止してゐても、父の身神には安息の日は終ひに見舞はないのである。
— 嘉村礒多 『崖の下』 青空文庫
彼の叔父は、彼が小学校に通学するころには、日々その下読みと復習を手伝い、のち彼が弁護士を志して法律学の独習を始むるや、彼の叔父は、多少なりとも指導助力に役立たばやと思う一念より、寄る年波をも顧みず、おのれもまた始めて法律学の研究に志し、同じ燈火の下にその甥とともに苦学したものである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
コールジュまでが若者たちを見ては我慢がならなくなつて、寄る年波も忘れて浮かれだした。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
しかし伝法な、負けずぎらいな彼女も寄る年波には争われない。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
作例 · 標準
寄る年波には逆らえない、と彼はため息をついた。
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最近、寄る年波を感じて疲れやすくなった。
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寄る年波とともに、体のあちこちに不調が出てきた。
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