頑迷固陋
がんめいころう
形容動詞名詞
標準
obstinate
文例 · 用例
しかし、どこか妥協を許さない頑迷固陋と云った感じで、全体の印象からは、甲羅のような外観がするけれども、そこには、鎮子のような深い思索や、複雑な性格の匂いは見出されなかった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
わが環境を盲信的に正義と断ずる偏執的な片意地を、その狂信的な頑迷固陋さの故に純粋と見、高貴、非俗なるものと自ら潜思してゐるだけのこと、わが身の程に思ひ至らず、自ら高しとするだけ悪臭|芬々たる俗物と申さねばならぬ。
— 坂口安吾 『大阪の反逆』 青空文庫
それは頑迷固陋に似て、ややそれとも違ふ、もつと爽やかなものさへ含んでゐる異常な手|強さ、鋭さであつた。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
――処が頑迷固陋の中国人は、自分の畑を他人が耕して呉れるのを、どういうわけだか余り歓迎しないのではないかと思われる。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
わが環境を盲信的に正義と断ずる偏執的な片意地を、その狂信的な頑迷固陋さの故に純粋と見、高貴、非俗なるものと自ら潜思しているだけのこと、わが身の程に思い至らず、自ら高しとするだけ悪臭|芬々たる俗物と申さねばならぬ。
— ――織田作之助の死―― 『大阪の反逆』 青空文庫
キリスト教の宣教師たちは、我々が偶像崇拝をやっていたと考えることであろうが、神官が我々を招き入れた程に寛裕であった以上は、我々も彼等同様に、宗教的の頑迷固陋から自由であり得る。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
長年の経験からくる彼の頑迷固陋な態度は、若手社員の反発を招いた。
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どんなに説得しても、彼の頑迷固陋な信念を崩すことはできなかった。
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頑迷固陋な政治家は、時代の変化に対応できないだろう。
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新しい技術の導入には、頑迷固陋な上層部の理解が不可欠だった。
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