幻味
げんみ
名詞
標準
gustatory hallucination
文例 · 用例
それにまた、サントニン中毒特有の幻味幻覚などが伴ったので、あれほど致死量をはるかに越えた異臭のある毒物でも、ダンネベルグ夫人は疑わず嚥下してしまったのだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
殊に可愛い子どもが二人、狐につまゝれたやうに出て来るのは、舞踊劇の夢幻味に対する放しでほかない。
— 折口信夫 『見ものは合邦辻』 青空文庫
それから道中ぜげんみたいな男につけられて気味がわるくなり信州妻子の宿で日のあるうちに宿をとらうとしたらそ奴も同じ宿へついて先にすつと奥へとほつた。
— 中勘助 『銀の匙』 青空文庫
――牛に乗ったふげんみたいじゃのう……ってね」「普賢菩薩のことでしょう」「普賢菩薩のことか。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
病気の症状の一つとして、幻味を感じることがある。
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彼の口には、常に不快な幻味が残っていた。
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幻味は、脳の特定の部位の異常によって引き起こされる。
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