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氷島

ひょうとう
名詞
1
標準
ice island
文例 · 用例
著者の心の上には、常に極地の侘しい曇天があり、魂を切り裂く氷島の風が鳴り叫んで居る。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
我れの如き極地の人、氷島の上に獨り住み居て、そもそも何の愛戀ぞや。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
ワイルドの「ウヰンダアミア夫人の扇」、ウエデキントの「春の眼覺め」、ロチの「氷島の漁夫」がそれだ。
南部修太郎 文藝作品の映畫化 青空文庫
また、「氷島の漁夫」は綺麗な映畫で撮影の苦心は大に感じられたが元來映畫化するのが無理な原作でずゐぶん苦しい映畫だ。
南部修太郎 文藝作品の映畫化 青空文庫
あれを「氷島の漁夫」などと銘打たれては、作者生あらば抗議ぐらゐ申し出るに違ひない。
南部修太郎 文藝作品の映畫化 青空文庫
云ひ換へれば、文藝的内容と映畫的内容とが大概どつちつかずで、前者に片よつて原作に忠實であらうとすれば前に云つた「春の眼覺め」のそれになり、後者に片よつて映畫的に面白く行かうとすれば「氷島の漁夫」のそれになるのが所謂文藝映畫の極りきつた二つの型で、結局どつちに傾いてもそれは自殺することになるらしい。
南部修太郎 文藝作品の映畫化 青空文庫
「青猫」はイマヂスムの詩集でなく、近刊の詩集「氷島」と共に、私にとつての純一な感傷を歌つた詩集であつた。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
ただ「氷島」の悲哀が、意志の反噬する牙を持つに反して、この「青猫」の悲哀には牙がなく、全く疲勞の椅子に身を投げ出したデカダンスの悲哀(意志を否定した虚無の悲哀)であることに、二つの詩集の特殊な相違があるだけである。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
作例 · 標準
北極圏を航行中、レーダーに巨大な氷島の shadow が映し出された。
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氷島の上に降り立った観測隊員たちが、気象データの収集を始めた。
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数十キロに及ぶ氷島が、海流に乗ってゆっくりと南下している。
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2
標準
Iceland
作例 · 標準
幕末の知識人たちは、世界地図を見ながら「氷島」という未知の国に思いを馳せた。
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漢語で「氷島」と記されたその島国には、火山と氷河が共存している。
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氷島」への遠征記録を読み、北洋の厳しい自然環境に驚かされた。
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ウィキペディア

氷島 は、北極海に浮かんでいることのある氷でできた浮島である。表面は岩や砂や礫で覆われていたり、コケが生育している場合もある。定位置に存在しているわけではなく、また融解して消滅することもある。なお、流氷などは氷島とは言わない。

出典: 氷島 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0