精神生活
せいしんせいかつ
名詞
標準
spiritual life
文例 · 用例
しかし彼の精神生活は、反対に極めてデリケートで贅沢だった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
その飽くまでも靈の世界の永遠を信ずるの強きに於て、また絶え間なき祈祷と瞑想によつて精神生活を充實せしめ、怠りなき勞働によつて肉體を鞭打ちつつ妄執と欲望と邪念から解脱せんとする努力に於て、私は尊ぶべきものあるを思ふことが出來る。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
そうして火山の存在が国民の精神生活に及ぼした影響も単に威圧的のものばかりではない。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
以上述べきたったような日本の自然の特異性またそれによって規約された日本人の日常生活の特異性はその必然の効果を彼らの精神生活に及ぼさなければならないはずである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
日本人の精神生活 単調で荒涼な砂漠の国には一神教が生まれると言った人があった。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
日本人の精神生活の諸現象の中で、何よりも明瞭に、日本の自然、日本人の自然観、あるいは日本の自然と人とを引きくるめた一つの全機的な有機体の諸現象を要約し、またそれを支配する諸方則を記録したと見られるものは日本の文学や諸芸術であろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
本編の初めに述べたように俳句という特異な詩形の内容と形式の中に日本民族の過去の精神生活のほとんど全部がコンデンスされエキストラクトされている。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
たとえば「怪談」の中にも現われまたこの百物語の数々の化け物の中から特に選び出される光栄をもったような化け物どもが、どういう種類の化け物であって、そのいかなる点がこの人にアッピールしたか、またそれがどういう点で過去数千年の日本民族の精神生活と密接につながっているか。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
作例 · 標準
読書や音楽鑑賞は、豊かな精神生活を送る上で欠かせない。
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彼は都会の喧騒を離れ、自然の中で穏やかな精神生活を送っていた。
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現代社会では、物質的な豊かさだけでなく精神生活の充実も求められる。
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ウィキペディア
精神生活(せいしんせいかつ)とは、人間が行う生活の形態であり、物質的な事柄よりも精神的な事柄が充実しているようなもののことを言う。人間が行っている生活の部分で、精神的に行われているような面のことも精神生活と言うこともある。 主に芸術や宗教や道徳などを中心に指すものであり、同時に唯物論の上からは、これに耽る生活が推奨されない。
出典: 精神生活 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0