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ふて寝

ふてね
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
sulking in bed
文例 · 用例
」と朝から晩まで食|好、食草臥れれば、緞子の夜具に大の字|形の高枕、ふて寝の天井の圧に打たれて、潰れて死なぬが不思議なり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
(上げ板を剥って見ろ、押入の中の夜具じゃねえか、焦臭いが、愛吉の奴がふて寝をしていやあがるだろう。
泉鏡花 式部小路 青空文庫
左うなると私も亦負けぬ意地悪る気をもつて、恰度奴が秣草を喰ひ飽きてふて寝の夢に陥入つたころを見はからつて、そつと鴉の羽根で泥のやうな鼻腔を擽つてやつた。
牧野信一 剥製 青空文庫
当のゼーロンは数日前から厩に籠居して、秣草だけは常にも増して貪る癖に、何故か人間の姿を極端に嫌つて、人の近寄るけはひがすると放屁をもつて退け、終日終夜入口の方に背を向けたまゝ「ふて寝」の惰眠に耽つてゐるといふ専ら噂であつた。
「吾が昆虫採集記」の一節 夜見の巻 青空文庫
余裕さえあればここで私は、彼の発火管が種切れになっていつものように彼がふて寝をしてしまうであろう頃合を待って、森に踏み入るのであったが、容易に発砲の音は絶えなかった。
牧野信一 ゼーロン 青空文庫
鶴 県下第一の旅館の玄関、芍薬と松とを生けた花瓶、伊藤博文の大字の額、それからお前たちつがひの剥製……     狐 ふて寝だな。
芥川龍之介 動物園 青空文庫
かくすれば常に心身高々と緊張し、女房の動作は楚々として敏活となり、ふて寝などすることもなく、自然冗漫な線をはぶいて洗煉され、修養と共に綽々たる余裕も身について、全く魅力に富んだ女となるのである。
坂口安吾 総理大臣が貰つた手紙の話 青空文庫
袴野はその日からずっと臥ているすてを、ふて寝でもしているように邪魔者扱いにし、きりょうが衰えてゆく一人の女を卑しげに見据えていった。
またはすて姫 舌を噛み切った女 青空文庫
作例 · 標準
恋人と喧嘩した後、彼女は部屋にこもって一日中ふて寝してしまった。
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今日のテストの結果があまりにも悪かったので、もう何もしたくなくてふて寝するしかない気分だ。
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仕事で嫌なことがあった日は、何も考えずにふて寝に限る。明日はきっと良い日になるだろう。
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