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熱れ

いきれ
名詞
1
標準
steaminess
文例 · 用例
病人ひとり――熱れしめらふ枕がみ、 まじの裳垂れぬ。
薄田泣菫 泣菫詩抄 青空文庫
たゆげの片ゑまひ、優まみのうるみよ、うら若き靈魂の旅路に熱れては、掬みつべきうべこそ、眞清水の常井なれ。
薄田淳介 白羊宮 青空文庫
そうして、肉桂酒、甘蔗、竹羊羹、そう云ったようなアットラクションと共に南国の白日に照らし出された本町市の人いきれを思い浮べることが出来る。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
そのねんねこで若いきれいな守女におぶさるのがうれしかつた。
岡本かの子 縮緬のこころ 青空文庫
)院長は白いきれを杭の外へまはした。
宮沢賢治 花壇工作 青空文庫
その時、あの下流の赤い旗の立っているところに、いつも腕に赤いきれを巻きつけて、はだかに半天だけ一|枚着てみんなの泳ぐのを見ている三十ばかりの男が、一|梃の鉄梃をもって下流の方から溯って来るのを見ました。
宮沢賢治 イギリス海岸 青空文庫
民子の愍然なことはいくら思うても思いきれない。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
おそらく生涯使っても使いきれまい。
寺田寅彦 石油ランプ 青空文庫
作例 · 標準
湯気の熱れが立ち込めるコンロ前で、シェフは黙々と調理を続けた。
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温泉の脱衣所は、湯気と熱れで視界がぼやけるほどだった。
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熱帯植物を育てる温室は、高い湿度と熱れで独特の空気が満ちていた。
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母親: 「もう、この部屋、熱れで息が詰まるわね!」
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