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ふぐ
名詞
1
標準
文例 · 用例
汁とこいつだけは、命がけでも留められねえんだから、あの人のお酌でも頂き兼ねねえ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
「何だかちっとも分らねえが、赤目の腸さ、引ずり出して、たたきつけたような、うようよとしたものよ。
泉鏡花 海異記 青空文庫
御柱を低く覗いて、映画か、芝居のまねきの旗の、手拭の汚れたように、渋茶と、藍と、あわれ、小松魚ほどの元気もなく、棹によれよれに見えるのも、もの寂しい。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
巌根づたいに、、栄螺、栄螺。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
巌の窪みはどこもかしこも、賭博の壺に、の蓋。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
は多し、また壮に膳に上す国で、魚市は言うにも及ばず、市内到る処の魚屋の店に、春となると、この怪い魚を鬻がない処はない。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
加波山で猟れた鹿らしく鹿島の猟で採れた、新治の野で猟れた、鴫、那珂の川でとれたという、蜆貝。
岡本かの子 富士 青空文庫
」 寄居虫で釣る小ほどには、こんな伯父さんに馴染のない、人馴れぬ里の児は、目を光らすのみ、返事はしないが、年紀上なのが、艪の手を止めつつ、けろりで、合点の目色をする。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫