狼狽気味
ろうばいぎみ
名詞形容動詞
標準
being rather confused
文例 · 用例
」と私は少し狼狽気味でうなずき、ポケットかられいの買って来たばかりの煙草をとり出し、慶四郎君にすすめた。
— 太宰治 『雀』 青空文庫
おれ知るもンか」 京吉は狼狽気味であった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
森田氏は少し狼狽気味になつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
ほっとした気持で「おい」と声かけると、彼女は振り返ったが、いくらか狼狽気味で顔を紅くした。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
」 庸三は少し狼狽気味で、「一緒に乗らない?
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
庸三は、葉子の相手が清川とわかったあの時、すぐ近くの自動で、さっそくそれを師匠に報告したが、電話へ出た彼女の応答は思い做しかひどく狼狽気味のように受け取れた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
同じ科の連中に較べると、かなり遅れていたので、狼狽気味に文献を調べ、此方に来ていない参考書を取り寄せたりした。
— 豊田三郎 『リラの手紙』 青空文庫
ただ、単純に樹木にしてからが、根元へ来るほど太くなるという現前の事実が平明に突発してみたのだか、或いはお雪ちゃんの提出した根本問題が、ようやく重大なるものに触れて行くことを怖れたのだか、その辺は相変らずハッキリしないものであるが、多少の狼狽気味は隠せないものがあるようです。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
彼は突然上司に呼び出され、何かミスでもしたかと狼狽気味に部屋に入った。
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発表の途中でパソコンがフリーズし、彼女は少し狼狽気味になったが、すぐに落ち着きを取り戻した。
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「どうしたんだ、狼狽気味じゃないか。何かあったのか?」
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