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船会社

ふながいしゃ
名詞
1
標準
steamship (shipping) company
文例 · 用例
トリスタン・コルビエールは、千八百四十五年、七月十九日、午前八時、モルレーに於て汽船会社の社長の息子として生れ、千八百七十五年、三月一日午後十時同所で死んでゐるから三十年に足らぬ生涯であつた。
中原中也 トリスタン・コルビエールを紹介す 青空文庫
な、お前がいくら頑張ったって、船長も云ったように、一億円の船会社にゃ、勝てっこないんだから」 セコンドメイトは、デッキの上と橋板の上とでは、レコードの両面見たいに、あべこべの事を云い始めた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
――尤も、船会社と、船会社から頼まれた海軍だけだったが―― やがて、彼女が、駆逐艦に発見された時、船の中には、「これじゃ船が動く道理がない」と、船会社の社長が言った半馬鹿、半狂人の船長と、木乃伊のような労働者と、多くの腐った屍とがあった。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
この頃好景気のある船会社の船長の細君は、外米は鶏の餌に呉れてやっている、これは最も簡単な方法だが誰れにでも出来る方法ではない。
黒島傳治 外米と農民 青空文庫
雨にぬれた弁天島という島や、黒みかゝった海や、去年の暴風にこわれた波止場や、そこに一艘つないである和船や、発動機船会社の貯油倉庫を私は、窓からいつまでもあきずに眺めたりする。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
先方は、横浜の船会社の御次男だとか、慶応の秀才で、末は立派な作家になるでしょうとか、いろいろ芹川さんから教えていただきましたけれど、私には、ひどく恐しい事みたいで、また、きたならしいような気さえ致しました。
太宰治 誰も知らぬ 青空文庫
船会社は無論乗客の無聊を慰めるために蓄音機を備えてあるので、また事実上多数の乗客は会社の親切を充分に享楽しているでもあろうが、これがために少数の「除外例」が受ける迷惑も少しは考慮の中に加えてもらいたいと思った事も幾度あったかわからない。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
敬二郎は商業学校を卒業して商船会社に勤めていたが、五尺たらずゆえ二十一歳とは見えなかった。
織田作之助 婚期はずれ 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学を卒業後、大手の船会社に就職し、国際航路の営業を担当している。
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コンテナ不足と運賃高騰の影響で、多くの船会社が経営に苦しんでいる。
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その船会社は、環境に配慮した次世代燃料船の導入を積極的に進めている。
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