飴煮
あめに
名詞
標準
food boiled in sugared broth
文例 · 用例
胡桃と、飴煮の鮴の鉢、鮴とせん牛蒡の椀なんど、膳を前にした光景が目前にある。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
今年の八月のはじめ、京都の四条の橋の袂の神田川で鰻を食べたとき、つきだしにだした小型の鰍の飴煮もおいしかった。
— 佐藤垢石 『姫柚子の讃』 青空文庫
私は、京都では鴨川上流で漁れたどんこの飴煮、金沢ではごりの佃煮、最上の小国川では鰍の煮こごりを食べたが利根川の鰍の味に勝るはなかった。
— 佐藤垢石 『魔味洗心』 青空文庫
さう云へば、私がいつか金沢名物の胡桃の飴煮が好きだといふことを話したところ、それから数年たつて、彼は金沢からわざわざそれを一箱送つてよこしたことがある。
— 岸田國士 『横光君といふ人』 青空文庫
もっとも、最初東京にはいってくるものは、江州地方でいわゆるあゆの飴煮にするものであって、これはあまり美味なものではない。
— 北大路魯山人 『若鮎について』 青空文庫
このひうおの大ぶりなのが飴煮にされて来るもので、琵琶湖にはほとんど無限といってよいほど発生する。
— 北大路魯山人 『若鮎について』 青空文庫
やがて焙り肉や羹も出来、飴煮も皿に盛られ、婆はほどよいころと、料理|盤を持って、二階部屋をそっと開けた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
鯉の飴煮などの美味さといったら堪らない。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日飴煮について考えている。
飴煮という言葉は日本語で重要だ。
彼は飴煮の意味を理解している。
この文には飴煮が含まれている。