甲骨
こうこつ
名詞
標準
文例 · 用例
肩甲骨の下の所に汗が湧き、それが一つの玉となつて背中をツーツと傳はつて行くのがはつきり判る。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
肩甲骨の下の所に汗が湧き、それが一つの玉となって背中をツーッと伝わって行くのがはっきり判る。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
肩甲骨の下の所に汗が湧き、それが一つの玉となつて背中をツーツと伝はつて行くのがはつきり判る。
— 中島敦 『夾竹桃の家の女』 青空文庫
肩甲骨の存在など、考えることさえ出来ないような、肉ばかりで出来たような肩であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
「起して見ると拳銃の弾丸が、左背中の肩甲骨の下から、心臓の真ん中を射貫いて居た、――其処へ隣室の岡崎も、廊下に居た鳥子も、女中や弟子達も駆け付けたんだ」「兇器は?
— 野村胡堂 『音波の殺人』 青空文庫
ヒトミは髪をポニーテールにまとめ、ミヨコはうしろにまとめて一本に編んだのを、左右の肩甲骨の中央に垂らしていた。
— 片岡義男 『少女時代』 青空文庫
右肩の下から肩甲骨のぜんたいを背もたれに預け、上体はやや右に傾いていた。
— 片岡義男 『道順は彼女に訊く』 青空文庫
直子の肩甲骨の下から手をまわし、肩を掌のなかにとらえた。
— 片岡義男 『東京青年』 青空文庫