陸羽
りくう
名詞
標準
文例 · 用例
けれども陸羽一三二|号のほうは三|割ぐらいしか浮く分がなかった。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
○千住の大橋は千住駅の南組中組の間にかゝれる橋にして、東京より陸羽に至る街道に当るをもて人馬の往来絶ゆることなし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
第二期は、陸羽線敷設の当時、九年間に亘った。
— 佐左木俊郎 『黒い地帯』 青空文庫
悉く水田地帯で、陸羽国境の山巒地方から山襞を辿って流れ出して来た荒雄川が、南方の丘陵に沿うて耕地を潤し去っている。
— ――私の郷土を語る―― 『荒雄川のほとり』 青空文庫
明治では五年二月に浜田、二十二年七月に熊本、二十四年十月に濃尾、二十七年六月に東京、同年十月に庄内、二十九年六月に三陸、同年八月に陸羽、三十九年三月に台湾の嘉義、四十二年八月江州に大地震があったが、その内で濃尾の地震には七千余人の死人を出し、三陸の海嘯には二万余の死人を出した。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
何ぜかというと、この平野は陸羽百三十二号という米を作る本場であること。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
八世紀の中葉に出た陸羽(三)をもって茶道の鼻祖とする。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
詩人陸羽は、茶の湯に万有を支配しているものと同一の調和と秩序を認めた。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫