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来懇

らいこん
名詞
1
標準
文例 · 用例
病院以来懇意になった糺の友達の医師が、その晩もぶらりと遊びに来て、叔父と碁を打ちはじめた。
徳田秋声 足迹 青空文庫
ましてや年来懇意にした間柄である。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
彼は日ごろ敬慕する鉄胤から、以来懇意にするように、学事にも出精するようにと言われて帰って来たが、その間に寿平次は猿若町の芝居見物などに出かけて行った。
第一部上 夜明け前 青空文庫
この街道の空気の中で、半蔵は伊那行き以来懇意にする同門の先輩の一人を馬籠本陣に迎えた。
第一部下 夜明け前 青空文庫
幸い京都|麩屋町の伊勢久は年来懇意にする染め物屋であり、あそこの養子も注文取りに美濃路を上って来るころであるから、それまでにあつらえる品をそろえて置きたいと言った。
第二部下 夜明け前 青空文庫
この人は漢学者で、学問所の方でも教官をしており、私の父とは従来懇意であり、藩でも殊に烈しい攘夷党であった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
私のかゝる医者は年来懇意の所為か、私の身体を知り過ぎていて困る。
佐々木邦 朝起の人達 青空文庫