腐葉土
ふようど
名詞
標準
humus
文例 · 用例
復一はようやくそこの腐葉土のぬかるみで、危く踏み止まった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
腐葉土の醗酵した匂いが眼にか鼻にか判らない幽かな刺戟で浸みると、濁酒のような親しげな虚無的な陶酔をほんのり与えた。
— 岡本かの子 『唇草』 青空文庫
(前略)あゝ腐葉土のない土に種まく日本の女詩人よ自分自身が腐葉土になるしかない女詩人よなれよ立派な腐葉土に。
— ――竹内てるよ氏と永瀬清子氏の詩集―― 『『静かなる愛』と『諸国の天女』』 青空文庫
私自身のこの一種の詩の分野も、詩の世界は必ず之を抱摂して詩そのものの腐葉土とするに違いないと信じている。
— 高村光太郎 『自分と詩との関係』 青空文庫
「此通り」 指さしたあたり、成程土塀の上に置いた瓦は十數枚落ちて、腐葉土の上に滅茶々々に割れて居ります。
— 若樣の死 『錢形平次捕物控』 青空文庫
中へ入れる土は朝顔に使う腐葉土、ゴミ土と黒ポカの半々ぐらいがよい。
— 三遊亭金馬 『江戸前の釣り』 青空文庫
いわゆる腐葉土、天然の肥料である。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
作例 · 標準
秋の間に庭で集めた落ち葉を箱に詰めておき、来年の春に家庭菜園で使うための自家製腐葉土を作っている。
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カブトムシの幼虫を大きく育てるには、栄養価の高い専用の腐葉土をたっぷりと敷き詰めることが大切だ。
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花壇の土が固くなってきたので、ホームセンターで買ってきたふかふかの腐葉土を混ぜ込んで通気性を良くした。
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