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赤螺

あかにし異読 アカニシ
名詞
1
標準
veined rapa whelk (Rapana venosa)
文例 · 用例
「おれは、ここの亭主の友達で、風呂屋町の喧嘩買、赤螺三平という男だ。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
――赤螺殿、この友人は、さる大身の子息で、遊びの道はまだ初心な若殿。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
――じゃあ、市の字、淋しかろうが、暫くひとりで」 と、大亀は、その軽い舌先と、変に応じて弱くもなる物腰とで、さすがの赤螺三平をも煙に巻き、支度もそこそこ、朝飯前に往来へ飛び出してしまった。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
それが、時たつほど、荒っぽくなって来たので、市十郎も落着かず、厠へゆくふりをして、そっと、廊下から隙見してみると、男は、いつか神田の丁字風呂で、大亀と一しょに溺遊していたとき、自分たちへ脅しをかけた風呂屋町の地廻り、銀歯組のひとりと名のる赤螺三平だ。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
わたしがお白洲へ坐る日には、赤螺三平こそ、ひと足先に、獄門台へお出かけのはずだよ。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
男と男の勝負をつけてみせる)(ばかなことをおいいでない)(いや、赤螺三平の男がたたねえ。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
野郎を出せ) そのうちに、どたどたという物音がひびき、すぐ梯子だんの下から、赤螺三平が、二階へ向って、吠え出した。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
……そんな事に、今さら驚くか」 市十郎は、赤螺三平に対したお島の口真似みたいなことを口走って、「よし、おれも飲むぞ」 と、起き直った。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
作例 · 標準
歴史的な出来事は現在に影響を与えている。
文化的な多様性は社会の財産だ。
伝統の継承と革新のバランスが課題である。
歴史的遺産の保存に力が入れられている。