痩せても枯れても
やせてもかれても
表現
標準
even though one has fallen on hard times
文例 · 用例
」と山崎は老いの一轍、貧の意地、痩せても枯れても武士のはしくれ、あらぬ疑いをこうむるは末代までの恥辱とばかりに憤然、陣羽織を脱いで打ちふるい、さらによれよれの浴衣を脱いで、ふんどし一つになって、投網でも打つような形で大袈裟に浴衣をふるい、「おのおのがた、見とどけたか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
ええか、この子はな、痩せても枯れても、ベンゲットの他あやんの孫やぞ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」 痩せても枯れても旗本の次男で、近所の者もその顔を知っている。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
痩せても枯れても三百五十石の旗本の殿様が、縁のない八百屋のむすめなどに頭を下げる理屈もないが、相手が墓のなかの人であると思うと、治三郎の頭はおのずと下がった。
— 岡本綺堂 『夢のお七』 青空文庫
痩せても枯れても庄屋の家だぞ。
— 佐左木俊郎 『栗の花の咲くころ』 青空文庫
痩せても枯れても旗本の屋敷で、流しの按摩を呼び込みゃあしめえ。
— 一つ目小僧 『半七捕物帳』 青空文庫
今のうちに早く相当の婿でも取るか、娘の容貌のいいのを幸いに相当の旦那でも見つけるか、なんとかしたらよかろうにと、蔭では余計な気を揉むものがあったが、痩せても枯れても相手が士族さんであるから、うかつなことも言われないという遠慮もあって、周囲の人たちも唯いたずらにかれらの運命を眺めているばかりであった。
— 岡本綺堂 『平造とお鶴』 青空文庫
痩せても枯れても七百石の屋敷をこれほどに住み荒して……。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
痩せても枯れても、彼のプライドは失われなかった。
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彼女は痩せても枯れても、いつも笑顔を絶やさなかった。
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「痩せても枯れても、お前だけは味方だ」と彼は親友に言った。
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