貯金通帳
ちょきんつうちょう
名詞
標準
bank book
文例 · 用例
小使が局へ持って行った貯金通帳は、一円という預入金額を記入せずに拡げられてあった。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
貯金通帳と、払戻し用紙(かれはそれを、うけ出しの紙と言っている)それから、ハンコと、三つを示され、そうして、「書いてくれや」と言われたら、あとは何も聞かずともわかる。
— 太宰治 『親という二字』 青空文庫
私の貯金通帳は、まさか娘の名儀のものではないが、しかし、その内容は、或いは竹内トキさんの通帳よりもはるかに貧弱であったかも知れない。
— 太宰治 『親という二字』 青空文庫
わけても貧しい女工の群が、日給の貯金通帳を手にしながら、窓口に列をつくつて押し合つてゐる。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
わけても貧しい女工の群が、日給の貯金通帳を手にしながら、窓口に列をつくつて押し合ってゐる。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
私はその人を命の恩人と思い、今は行方は判らぬが、もしめぐり会うことがあれば、この貯金通帳をそっくり上げようと名義も秋山にして、毎月十日に一円ずつ入れることにしたのです。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
それには、「恩給・年金立て替え 貯金通帳買います 質札買います」 恩給・年金の立て替えはべつとして、あとの二つは目新しい商売だった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
貯金通帳を買うとは、つまり例えば大阪貯蓄などに月掛けしているものが、満期にならないうちに掛けられなくなったり、満期になったが、金を取るまでの日数を待ち切れなくなった場合、安二郎がそれを相当の値で買いとってやるのである。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
銀行窓口で、貯金通帳を提示して入金手続きをしてもらった。
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新しい貯金通帳に更新するため、銀行に足を運んだ。
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彼の貯金通帳には、毎月決まった額が自動的に振り込まれる設定になっていた。
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