就縛
しゅうばく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
being put in bonds
文例 · 用例
その犯人就縛前、東京ではこの残虐事件について大反響を惹起し、都民の不安は大きくなったのであるが、そのとき都下の新聞は事件現場附近の地理や拾得せる遺棄物件について詳細に報道した。
— 海野十三 『探偵小説と犯罪事件』 青空文庫
夕、家人余がために赤飯をたいてくれる秋風就縛度荒川 秋風縛に就いて荒川を度りしは、寒雨蕭々五載前 寒雨蕭々たりし五載の前なり。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
然れども此の如き巧妙なる犯罪事件を犯行後僅々十数時間を出でざる間に解決し、犯人の住居までも突止めたるは偏に吾が狭山鬼課長の霊腕に依るものと云うべく、従って犯人の就縛も遠きに非ざるべしと信ぜらる。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
むろん癪に障っていたから大深の就縛は新聞社には知らせなかった。
— 夢野久作 『近眼芸妓と迷宮事件』 青空文庫
尚、犬田博士はこの時に、自分の研究の参考資料として、ロスコー家の刺青研究に関する書類を、事件に直接関係のない部分だけ貰い受けたいと申出たが、それは犯人の就縛後、一年半以上経過してから許可された。
— 夢野久作 『S岬西洋婦人絞殺事件』 青空文庫
ロンドン中が「斬り裂くジャック」の就縛を熱望して爪立ちしていることは、パッカアはもっとも熟知していたはずの一人である。
— 牧逸馬 『女肉を料理する男』 青空文庫
これには痣蟹|就縛に大悦びだった雁金検事や大江山捜査課長をはじめ検察官一行は、網の中の大魚を逃がしたように落胆した。
— 海野十三 『恐怖の口笛』 青空文庫
○同十月四日、藤森恭助|就縛。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
何時間もの逃走劇の末、犯人は袋小路に追い詰められ、ついに就縛の憂き目にあった。
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捕虜として就縛された彼は、厳しい尋問にも決して口を割ろうとはしなかった。
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長い戦いが終わり、敗軍の将は静かに就縛を受け入れ、城を明け渡した。
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