打ち金
うちきん
名詞
標準
money used to cover the price difference of two items being exchanged
文例 · 用例
しかも、その銃の打ち金をあげて、何物をか狙うがごとくに身構えせり。
— 妖物 『世界怪談名作集』 青空文庫
おそらく灰色熊を狩り出したるにあらずやと、われはまず推量して、モルガンのほとりに進み寄り、おなじくわが銃の打ち金をあげたり。
— 妖物 『世界怪談名作集』 青空文庫
どういう量見で、どこへ持って行ったってあまり貸しそうもない金かんざしなどをぐるぐる方々の質屋へ出したり入れたりして歩いているのかわからないが、とにかく、行った質屋へは必ず蝶々彫り平打ち金かんざしを質において、二、三日して受け出しに来ている。
— 浮世芝居女看板 『早耳三次捕物聞書』 青空文庫
わたしは唯の百姓どもが、その足の裏をじりじりと火であぶられたり、ピストルの打ち金の間で指の先をつぶされたり、または頭の鉢を太い綱で締めつけられて血だらけの眼玉が飛び出す程になったりしながらも、がんとして身代金を出そうとはしなかった者を、いくらも知っている。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句