将李
しょうり
名詞
標準
文例 · 用例
午より酉に至りて、勝負相当り、燕の驍将李斌死す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
降将李陵は一つの穹盧と数十人の侍者とを与えられ賓客の礼をもって遇せられた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
)名将李広は数次の北征に大功を樹てながら、君側の姦佞に妨げられて何一つ恩賞にあずからなかった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
正月五日には、平壌の城北|牡丹台、七星門方面は右脇大将張世爵以下の一万三千が、城西普通門方面は左脇大将楊元以下一万一千が、城南|含毬門方面は中脇大将李如柏、朝鮮の武将李鎰以下一万八千が、来襲した。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
李如松も之に力を得、部将李如柏、李如梅、李寧等も孰れも自身剣を執って戦った。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
明将李有昇馬を寄せて之を遮り、やっと他の馬に乗せて退かせる事を得たが、有昇自らは弾丸に中って戦死した。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
救援軍の大将李如松は和議などは不要、ただの一撃、叩きつぶしてしまふと息まいてゐるが、之を制して、五十日間の休戦を約束させ、単独鴨緑江を渡つて平壌の行長と交渉を始めてゐた。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
背に九ツの龍の刺青をしているので、人は綽名して、九紋龍史進と私をよんでおります」「棒術は誰からお習いかの」「少年の頃、うちの食客(居候)に打虎将李忠という浪人者がおりました。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫