雑軍
ざつぐん
名詞
標準
文例 · 用例
この戦闘の情況はこゝでは略すが、楊州地域を窺ふ敵は、この外、西北に陳文の率ゐる雑軍、西に例の大刀会匪なる私兵があつて、これらを合すればその兵力は優に数万と称せられてゐる。
— 岸田國士 『私の従軍報告』 青空文庫
賊は、山の中腹から、鉄弓を射、弩をつるべ撃ちして、容易に動かなかったが、「寄手は、たかのしれた小勢のうえに、国主の正規兵とはみえぬぞ、どこかそこらから狩り集めてきた烏合の雑軍。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
何処で雇われた雑軍だな」と、朱雋は、しごく冷淡な応対だった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
――その土民らを賊の虐圧と、悪政の下から救って、安心楽土の幸福な民としてやろうというこの軍の精神であるのに――そのみすぼらしい雑軍的な装備を見て、「なんじゃ。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
そこは山陰になって、山と山の間へ道がうねっているので、太陽の光もかげり、何やら一団の人間と旗とが、こっちへさして来るのは分るが官軍やら黄巾賊の兵やら――また、地方を浮浪している雑軍やら、見当がつかなかった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
つまり雑軍というわけだな」 董卓の応対ぶりは、言葉つきからして違ってきた。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
――人を雑軍かとぬかしおった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
集まった雑軍を入れて、十四万という大軍になった。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫