幻辞.com

西域

せいいき
名詞頻度ランク #44465 · 青空 255
1
標準
western regions of China
文例 · 用例
実は昔の西域のやり方なんだよ。
宮沢賢治 床屋 青空文庫
素百餘を陳ね、瑪瑙の酒盞、水晶の鉢、瑠璃の椀、琥珀の皿、いづれも工の奇なる中國未だ嘗てこれあらず、皆西域より齎す處。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
又、奈良に現存せる正倉院は、聖武天皇の御遺物を初め、当時の家具、楽器、武具、装飾品等三千点を、千数百年後の今日まで、その儘伝へてゐるが、わが国工芸品の粋を集めてゐるばかりでなく、唐、西域、印度、ペルシャ、東ローマあたりの品物まで網羅され、その立派さは、世界に比を見ないと云つてもよいくらゐだ。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
(大正三年一月、『太陽』二〇ノ一) 玄奘の『大唐西域記』巻三に、北インド咀叉始羅国の北界より信度河を渡り東南に行く事二百余里大石門を度る、昔|摩訶薩(『漢書』)、(揚雄『方言』)など作りあれば、烏菟は疑いなく虎の事でその音たまたま猫の梵名に酷く似たのだ。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
それから『西域記』に王子投身の処の南百四、五十歩に石|王子餓獣の力なきを愍み行きてこの地に至り乾ける竹で自ら刺し血を以てこれに啖わす、ここにおいてか獣すなわち啖うその中地土および諸草木|微しく絳色を帯び血染のごとし、人その地を履む者|芒刺を負う、疑うと信ずるとをいうなく、悲愴せざるはなしと出づ。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
十九世紀にも、印度人が瞋れば怖しい詛言を吐く風盛んだと(Dubois,‘Hindu Manners,’ Oxford, 1897)に見え、古印度仙人の咀言の如何に怖るべき者なりしは、西域記五に、大樹仙人、梵授王の諸女の美に惚れ、自ら王宮に詣り求めしに一人も應ぜず。
南方熊楠 詛言に就て 青空文庫
(同上)   仏像 白鉄余は延州の胡人(西域の人)である。
白猿伝・其他 中国怪奇小説集 青空文庫
『今昔物語』六に、天竺の戒日王、玄奘三蔵に帰依して、種々の財を与うる中に一の鍋あり、入りたる物取るといえども尽きず、またその入る物食う人病なしと見えるが、芳賀博士の参攷本に類話も出処も見えず、予も『西域記』その他にかかる伝あるを知らぬ、当時支那から入った俗説じゃろう。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
三蔵法師は仏教の経典を求めて、険しい砂漠を越え西域へと旅立った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
西域の壁画には、ペルシャやインドの影響を受けた独特の美術様式が見られる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
シルクロードを通じて西域から伝わった楽器が、日本で琵琶へと進化した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

西域 は、古来、中国人が中国の西方にある国々を呼んだ総称である。元々はタリム盆地諸国を指したが、拡張されてジュンガル盆地、中央アジア、イランインド、さらに地中海沿岸に至る西アジアをもいう。

出典: 西域 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0